実際に使ってみたからこそおすすめしたい燃えるゴミとして捨てられる培養土

熱帯植物といった観葉植物を育てるうえで避けることができないのが「用土の廃棄問題」です。特にマンションやアパートといった賃貸物件にお住まいの方にとっては非常に悩ましい問題ではないでしょうか。

また中には、「園芸に必要な用土は最低限で済ませたいけど、何を買って良いか分からない…。」とお悩みのミニマリストの方もいらっしゃることでしょう。

そこでこの記事では、筆者が実際に使用し、使用間の良かった燃えるゴミとして捨てられる培養土をご紹介いたします。

ぜひ上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる方は、捨てられる用土選びの参考にしてみてください。

目次

おすすめしたい燃えるゴミとして出せる培養土は…

筆者がおすすめしたい燃えるゴミとして廃棄可能な培養土は国華園さんの「プレミアム かる~い培養土」です。

「プレミアム かる~い培養土」は植物原料(ココピート、バーク堆肥、ピートモス、腐葉土、くん灰など)を使用しており、一般的に市販されている培養土と比較すると軽いのが特徴です。

また、「プレミアム かる~い培養土」の特徴して、可燃ごみとして捨てられる土としてだけでなく、バットグアノと菌根菌が配合されており、バットグアノは花付きや実付きを、菌根菌は根の張りをよくします。

バットグアノとは?

バットグアノとは、コウモリが生活している洞穴や鉱山などで長年堆積したコウモリの糞のことです。園芸では、有機質肥料として利用され、多くの植物に栄養を与えます。

バットグアノは、窒素、リン、カリウムなどの栄養素が豊富で、土壌の構造を改善する働きもあります。また、微生物の活動を促進するため、土壌の健康を維持することができます。

菌根菌とは?

菌根菌とは、植物と共生して生育を助ける菌類のことです。菌根菌と植物の根は密接に結合し、植物が栄養素を吸収しやすくなるため、植物の生長や栄養状態を改善することができます。

菌根菌は、植物の根に結合することで、植物が栄養素を吸収しやすくなるため、植物の生長や収量が向上します。また、菌根菌は土壌の微生物相を改善することで、土壌の健康を促進し、土壌浄化にも役立ちます。

筆者が実際に使用してみて感じたのは、保水性、通気性に優れており、特に根腐れを心配される方には扱いやすい培養土だと思います。ふかふかとした触感で、筆者が使用していた中では虫が湧いたといったこともありませんでした。

なお、「プレミアム かる~い培養土」のPH値は6.5±0.2ですので、それらのPH値を好む植物や野菜を植え込むようにしましょう。

捨てられる土のデメリット

「プレミアム かる~い培養土」を使用するうえで、1点だけお伝えしたいデメリットが、培養土としての軽さゆえに「大きく育つ植物を植え込むのには向いていない」ということです。

背丈が高くなる植物となると、植物のぐらつきが予想されます。くれぐれも植え込む植物の大きさには注意してください。

参考までに上の写真のアグラオネマ ピクタムで背丈が40㎝ほどですが、これぐらいのサイズ感であれば問題ありません。

あく抜きベラボンもおすすめ

株式会社フジックさんが製造されている「あく抜き ベラボン」も可燃ごみとして処分が可能な培養土です。

ベラボンは、コーナンやコメリ、カインズホームといったホームセンターで購入することができ、昨今ではモンステラなどの観葉植物を植え込む際のおすすめとして注目されています。

あく抜きベラボンの特徴としては、特許を取得した特殊加工により、水を吸収すると1.5倍に膨張します。

水を吸えば膨張、乾燥とともに収縮するという運動によって土壌間に動きができ、鉢内の通気性、保温性が向上します。用土と比較すると通気性に優れ、水捌けが良いため、根腐れを予防することが可能です。

また、とにかく軽いので、鉢植えした植物たちの持ち運びが楽なのも、ベラボンに植え込むメリットの1つといえるでしょう。

あく抜きベラボン 燃やせるゴミ 可燃ごみとして捨てられる培養土

あく抜きベラボンは単用で使用するのも良いですし、処分時に分別の手間は増えますが、日向土の小粒や中粒を混ぜるとさらに水捌けがよくなり、観葉植物の根張りの向上が見込めるでしょう。

まとめ

観葉植物を育てるうえで特に賃貸物件にお住いの方は「使い古した用土の廃棄問題」でお悩みの方も多かったと思います。

可燃ごみとして捨てられる土で観葉植物を上手く育てることのできる環境さえ整えてしまえば、「使い古した用土の廃棄問題」からも解放され、より一層観葉植物を育てることが楽しくなるはずです。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

2021.3~ アグラオネマピクタムの存在を認知する
2021.5~ アグラオネマピクタムたちを買い始める

アクアリウムをかじったことがなければ、それまでろくに観葉植物も育てたことのない人。アグラオネマピクタムを育てる難しさに日々打ちのめされてます。

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