こんにちは、BLEND GREENです。
アグラオネマピクタムを育てている初心者の方にとって水やりは1つの鬼門ではないでしょうか?水やりの頻度が適切でないとアグラオネマピクタムは根を溶かしてしまいがちです。
そこでこの記事では、アグラオネマピクタムの水やりについてこれだけは知ってほしいということを初心者の方向けにまとめました。水やりに悩んでいた方は必見です。
アグラオネマピクタムの水やりについて
あなたはアグラオネマピクタムを用土で育てていますか?それとも水苔で育てていますか?
それによってベースとなる水やりの頻度は大きくことなりますが、いずれの場合もアグラオネマピクタムは用土や水苔がほぼ乾いてから行いましょう。
「1週間前にあげたから水やりをしよう。」「2週間に1回は水やりをすべき」そう思うのも理解できますが、頻度で水やりのタイミングを決めるべきではありません。用土や水苔の乾き具合を見て判断するようにしましょう。
水やりのタイミングが分からない方へ
そうはいっても「何を目印に水やりをしたらいいのよ?」と思う方もいるでしょう。
その答えとして、アグラオネマピクタムの水やりのタイミングを目視化するようにしましょう。水やりのタイミングが分からないなら、分かるようにしてしまえばいいんです。水やりのタイミングを目視化する方法は以下の3つです。
1. サスティーを挿して目視化する
水やりのタイミングを目視化するアイテムといえばサスティー。筆者もアグラオネマピクタムを育て始めたころは随分お世話になりました。
サスティーは用土内が乾いている状態なら白色に、用土内が濡れている場合は青色に変色します。観葉植物や熱帯植物を育てるのが初めての方はまずサスティーを利用し、用土の表面がどれぐらい乾くと水やりをするタイミングなのかを感覚的に掴むようにしましょう。
2. 鉢を半透明にし目視化する
アグラオネマピクタムやその他の観葉植物、熱帯植物を育てている方の多くはスリット鉢を使用している方が多いでしょう。確かにスリット鉢は株の根張りをよくします。
しかしながら、発根状況の確認や用土の乾き具合などを一目で確認することはできません。その悩みを解決してくれるのが半透明プラスチック鉢です。
私が使用している半透明プラスチック鉢は子株なら7.5㎝、中株以降は12㎝のものを使用しています。この鉢なら一目横から目視するだけで、株の発根状況や用土内の乾き具合を瞬時に判断することができます。
用土内の発根状況が分かれば、その株を今後どのように育てていくのか方向性も定めることができます。もしスリット鉢を使用し、水やりで悩まれている方は騙されたと思って半透明プラスチック鉢を使用してみてください。
3. 水捌けがよく土の乾き具合が分かりやすい用土を使用する
半透明プラスチック鉢に加え、水やりの難しさのハードルを下げるのが乾き具合が分かりやすい用土を使用することです。
私はあれこれ様々な用土(赤玉土や鹿沼土、日向土、ゴールデン粒状培養土など)を試しましたが結果的にプロトリーフさんの粒上かるーい培養土に落ち着いています。ふるいにかけ、特に他に土を混ぜたりするようなことはしていません。
この培養土の素晴らしいところは、パーライトや軽石が多量に含まれているため非常に水捌けがよく、また用土が乾くと色が変色するというところです。半透明プラスチック鉢と併せて使用すると鉢内の乾き具合が一層分かりやすくなります。
株の個体差や置き場所、発根状況によって用土内の水の吸い上げも異なるでしょうから、この半透明プラスチック鉢かつ色の変化で乾き具合が分かる用土を使用すれば、アグラオネマピクタムを育てるハードルも下がると思います。
まとめ
アグラオネマピクタムの水やりのコツは用土の場合でも水やりの場合でも頻度を厳しめにすることが好ましいです。これは極論ですが、極限まで水やりを怠ったとしても水やりをすれば1日で回復します。
この記事がアグラオネマピクタムの水やりのハードルを少しでも下げるきっかけとなれば幸いです。